記事一覧

お返事

遅くなりましたが、拍手コメでのご感想ありがとうございます!

>文章と漫画を前作以上に絶妙に織り交ぜた新作は、
>途中から小説を読んでいるのか、漫画を読んでいるのか、
>わからなくなりましたが、
>違和感を全く感じる事もなく読み終えてしまいました。

最高の褒め言葉です。そういうふうに読んでもらえたらなぁ…というのがまさに目標でしたので、とてもとても嬉しいです。

ところで女教師ですが、あとがきにも書いたとおり、きっちり詰みまで読み切ってあのエンディングにしたわけではないのです。
おぼろげな予定では、ひととおりプレイを終えて現実世界に戻ってきた面々が「次の会合はいつにしましょうか…うふふ」みたいに目配せする引きとかを考えてたはず。
なので描いたあとになって「これだと、もし続編をやるなら次の生贄はこの女教師って感じ満々だけど、髪型も色の処理も真由とかぶり過ぎじゃね?」と気づく始末。
最初からそのつもりがあれば、初登場時に別の髪型にしてたんですけどねw
なんせその頃はまだ準備号でしたから。
結果的には、プロローグを受けて対になる形になったので良かったと思ってます。

ちなみにあのラストページは、当初2P半くらい想定した場面を凝縮したもので、やってみればできるもんだ、という成果の意味でかなり気に入ってます。
この技を使いこなせれば、ページ構成をずいぶん圧縮できるはず。
映画で言うと、スタッフロールの間にカットインでエピローグを挟んでくイメージです。

あけおめ

あけましておめでとうございます!
2010年は開幕インフルエンザに始まり、ほんとうに激動の年でしたが、充実した冬コミで締めくくれたことで、いろいろあったからこそ良い年だったのだと、心から言える気持ちになれたのがなによりの幸せでした。
2011年も、あせらず緩まず、ひとつひとつ土台を積み上げていくように進化していけたらなぁと思います。

それにしてもいい天気だった!
荒天の予報が関東だけは晴れて、日差しも暑いくらい。久々にコミケマジックを見た気がする。
あらゆるジャンルのオタクの心が、くたばれ都条例で結束した成果だと思っておこう。

製本された新刊を会場であらためて読んで、これほどの手ごたえと達成感を感じたのは久々でした。
もちろん反省点はありますが、ここ何年か進んだり戻ったり試行錯誤してきたものが、荒削りながらようやく形になった感覚。
まわり道も無駄じゃなかった。エロマンガに限界を感じ、小説+挿絵で意地を張ってきたからこそ生み出せた原稿。
打撃でも寝技でもない、これがジャム王子のファイティングスタイルだ、という第一歩になったのではないかと、自画自賛ながら思ってます。

絵に関しても、長いスランプをようやく払拭できた感じがします。
悪い意味で描き慣れて、どんどん情報量が減っていたのをあらためて鍛え直したり、ペン入れのフォーム、筋肉の使い方を構築し直したり。
思えば、人生の半分以上の年月Gペンを使ってきましたが、ここにきてもまだペンの扱いに成長の余地があるというのは、実に奥深く、やりがいがあるものです。

あ、書店委託ですが、メロンブックスで通販開始されてるのを確認しました。「ジャム王国」で検索すれば出てきます。
とらのほうでも順次はじまると思いますので、よろしければご利用下さい。

コミケ79

1日目が始まりましたね。年明けにかけて寒波が厳しいようですので、どちらさまも体調にはご注意を。
メシを食わないと体温が上がりません。

ところで今回の新刊ですが、会場売り価格700円となっております。
以前にも体験した、つり銭の魔物が住むといわれる価格帯…
余裕があるようでしたら、小銭のご用意をしていただけると助かります。

新刊

どうにか入稿しました~!
何事もなければ無事冬コミにて発行されるはず。
後ほどサンプルなども上げときます。

よかった…引きずってた宿題をやっとひとつ片付けられた。
準備号で描いたとこまでは形になってたので大丈夫だろうと余裕かましてたんですが、期間があった分だけページを増やしてしまい、結局いつもどおり締め切りギリギリまでてんてこまい。
オンライン入稿期限30分前に中扉が白紙なことに気づいたときは頭も真っ白になりましたw

カタログ

前住んでたとこは近場でコミケカタログ売ってたので、引っ越ししてどうしようかなーと思ってたらアマゾンで取り扱いが始まるというグッドタイミング。助かるわー。